第5話です。
前回までの記事はこちら。
本当は、前回第4話のすぐ後に今回の記事を書くつもりだったんですが、
いかんせん方向音痴で右も左も東西南北も分からないので、フリー雀荘と間違えて平城宮跡歴史公園に潜入してしまいました。
Twitterでツッコミ頂いた皆さま、ありがとうございました。
新しい記事書きました♪
— さっぴー@丑三つ時ブロガー (@sappie_blog) March 26, 2022
関西の観光スポットの紹介です。
お出かけできるようになったら
ぜひ参考にしてみてくださいね☺️
これでちょうど20記事!
※ただしハローワールド含む
よし、日記書いて瞑想して寝ます🥱
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では、前回の続きです。(続いてないけど)
いよいよ本当に雀荘の話書きます。(もう第5話です)
バイト探し
さて、大学1年の皐月、水無月。
大学生活のリズムもだいぶつかめて、
学生たちもだんだんとアルバイト探しを始める時期ですね。
私もそのうちのひとり。
せっかく華の大学生になったんだから、
例の中華料理屋のような泥臭いスパルタではなく
例の早朝コンビニのように臭くなく、
なんか大学生っぽいバイトがいいよね~♪
と、タウンワークや求人案内をパラパラめくって
ボケ~~~ッと眺める日々。
私が大学に入学した2005年はまだまだガラケーの時代。
仕事探しも紙媒体が中心でした。
何日も何日もボケ~~~ッと眺め続けて、
ある日、ふと目にとまった求人が、フリー雀荘。
確かこんな感じの求人広告だった。
【麻雀店スタッフ】
*ホールでの接客業務
*未経験者歓迎
*麻雀の知識は一切不要
*週1回~OK!
*10:00~24:00
気になる時給は、この記事の最後にご説明しよう・・・
ちょうど、麻雀好きの鷹村の影響(第3話参照)で麻雀を覚え始めた時期。
店は繁華街の路地裏にあり、自宅から自転車で片道20分ほどで通える距離。
「雀荘のバイトとか、なんか大学生っぽいし、いいんじゃない!?」
と安易な考えで応募してみたら、人手不足だったためか即採用。
こうして、私は雀荘スタッフとしての第一歩を踏み出したのだった。
そもそも麻雀とは
私のフォロワーさんの大多数を占める健全まっさら純真無垢な方々は、麻雀を全く知らないという人も少なくないだろう。
麻雀という複雑奇怪なゲームを、分かりやすく数行で説明してみたいと思う。
- 4人で卓上で「牌」というツルツルした消しゴムサイズのやつを13枚組み合わせて遊ぶゲーム。
- 駆け引きしながら「役」を作って「ロン」や「ツモ」といって勝つ。
- 前半戦(東場)4局・後半戦(南場)4局繰り返して1試合(半荘)終了。大体40分~長いと2時間とか。
- めちゃくちゃ頭を使うので、脳トレに最適。健康麻雀は老人ホームでも導入されている。
- 賭け麻雀は違法だけど、実際はどえらいレートじゃない限りはポリスも黙認らしい。
- 一般的なレートはテンピン(1,000点100円)・テンゴ(1,000点50円)
- 1試合で動くお金の相場感としては、テンピン→6,000円~10,000円前後、テンゴ→3,000円~5,000円前後
テンピンで10試合やって全部ボロ負けした場合は、
一晩で10万円を失うこともあるってことだね!
恐ろしいことに、「テンリャンピン」っていうテンピンの倍で賭けれる雀荘も一般的なんだって。それだと一晩で20万円以上飛ぶリスクも!?
でもちゃんとノーレートの賭けない雀荘もあるよ!
あとは友達同士でテンイチとかテンサンなら動いても1,000~2,000円位だから気軽だよ♪
繰り返しますが、
賭け麻雀は違法です。
参考映像:麻雀賭博で逮捕されたのに全く反省していない蛭子能収さんの謝罪会見
蛭子さんはさておき、麻雀自体は脳トレになるからとってもオススメ!
興味ある人はゲームから始めてみてね♪
\ アフィリエイトじゃないよ /
スマホアプリとPCのブラウザ対応。
個人情報を入れる必要なく、すぐにテストプレイでコンピューター相手に練習ができます。
天鳳の始め方は、こちらのサイトに丁寧に説明されています。
つばさん健康麻将の会
高齢者向けの健康麻雀を普及活動をされている団体のサイトです。
アフィリエイト一切無しで安心して読めて好感が持てます。
フリー雀荘とは
店内の雰囲気
なんとなくのイメージはこんな感じ。
実際にはこんな女子の客はほとんどいないけどね!
特に私が勤めていた雀荘は路地裏の雑居ビルの5階で
完全に怪しい雰囲気をかもしだしていて、
ピチピチギャル(死語)が来店するような場所ではなかった。
近くのアーケード内にはもっと広々とした明るい雀荘があり、そちらには女子もチラホラいた。
(私も雀荘の女性先輩に連れて行かれた)
兎にも角にも、
私のバイト先の雀荘の場合は、上の写真のイス全てに、
じいさん、オッサン、兄ちゃんが座ってると思ってもらって構わない。
あぁ、もっとしっくりくる写真見つけたわ。
うん、こんな感じだった。
タバコ吸うお客さんが多いから、全体的にモヤッとしてた。
店員もほぼ全員休憩の時吸ってたしね。
休憩と言っても、狭い店だから休憩所なんて無いのよ。
パーテーション1枚で隔てただけの、3人入るのがやっとの更衣スペースか、
レジ横のミニキッチンみたいなとこの死角で休憩。
イッツ マイ 雀荘。
店内レイアウト
手書きの図解、一度やってみたかったんだよね~!
- セット麻雀…知り合い4人以上で集まって、雀荘に行って卓を借りる
- フリー麻雀…ひとりで雀荘に行き、ゲーム代を払って対局に参加する
セットもフリーも、こんな卓で打ちます。(誰も買わないであろうアフィリエイトを貼ります)
料金システム
- フリー:1半荘ごとに、350円/人
これは店への支払い代金。
客同士での金のやり取りは
店はノータッチ。 - セット:1卓1,200円/時間
学割で1,000円とかだった気がする。
一般的に、セット代金はワリカンに
せずにその日勝った人が払うことが
多いらしい。 - VIPセット:1卓1,600円/時間
ソフトドリンクは飲み放題。
別料金で簡単な軽食あり(柿ピーとか)。
フリー雀荘でのお仕事
仕事内容
・半荘が終わるごとに、順位の記録と料金の回収
・ドリンク、食事の提供
・レジ業務
・掃除
・本走、代走
・タバコ買いにパシリ
・ティッシュ配り
服装
女性はチャイナドレス着用。
男性はシャツに蝶ネクタイだったかな。
他のチェーン雀荘に打ち行った時は女の子もピシッと黒ジャケット着ててカッコ良かった。
なぜ私はチャイナドレスの店にしてしまったのか…
恐ろしいことに、真っ昼間のアーケード街でのティッシュ配りもチャイナドレスで行くのだ。
実際に、昼間健全に遊んでいる大学の友達に見られて恥ずかしい思いをしたよ
最初の数日は、店にあった赤いチャイナドレスを借りたが、先輩から「みんなマイチャイナを買ってるからさっぴーも買いな」と言われた。
確かに私自身赤はしっくりきていなかったので、素直にドンキに買いに行った。
こんなかんじのやつ。ロング丈で、色はラプンツェルみたいなラベンダー色でオシャンティ。
役目を終えたマイチャイナは、今も実家のクローゼットに眠っている。
実は雀荘をやめた後も数回役目を果たしたわけだが、そのあたりは読者の想像にお任せする。
気になる時給
チャイナドレスを着て、そこそこ遅い時間まで働いて(風営法とか色々あるよね!)
それでなんと
時給900円!!!!!
やっす!!!!!
いや、最低賃金が600円くらいの時代だったから、これでも高い方だったのよ。
でも、雀荘やめた後に働いた焼き鳥屋やスナックのアルバイトは1,000円以上だったし、
チャイナ着て900円はちょっと自分を安売りしすぎたなぁと反省。
つづく