4年ぶりに歯医者に行った話をとことん膨らませて書くシリーズ記事だYO!
さぁ!ついに本当の本当に真の最終回です!やっとだよ!
前回(下巻の前編)の続き書いていきます♪
前回の皆さまからの感想への私の感想を書いてもう満足しちゃったんですが。
いかんいかん。本題もちゃんと完結させましょう。
\この記事シリーズ{上中(前後編)下(前後編)}で伝えたいこと/
- 歯の定期検診にはちゃんと行け
- ホスピタリティあふれる歯医者に行けばQOL向上
(痛くて緊急の時は近所で爺さんがやってるすぐ診てくれるとこに行け) - ウエディングプランナーは大変
文雄に学ぶ?数冊の本と動画に学ぶ「聞く力」- スザンヌの会話術でみんな幸せ
前回までのあらすじ
・歯医者=排泄
・□■□←ブリッジ
・歯医者の待合室でホスピタリティを叫ぶ
・雑談大事
・ウエディングプランナーは大変
・ブログは文章だらけにならないように適度に写真を入れよう~?
・新郎新婦と初回の打合せがんばる日!
・雑談プランナー
・文雄イケてる
じゃ、今回はスザンヌのお話と、あと歯医者の話。テキトーにゆるーくいっきまーす!!!
スザンヌに学ぶ心地よい会話術
前回の記事で書いた胸くそ悪い自民党本部のオジサンの次に見たRe:hack動画。ゲストがスザンヌでした。
(記事の一番下に動画リンク貼っておきます。記事読み終わってから見てもらうのがいいかなーと思うけど、「もうガマンならん!わしゃスザンヌを先に見たいんじゃ!!!」って人はどうぞこちらから。)
スザンヌ。絶妙なキャスティングするよね。
ひろゆきと成田博士がスザンヌの今の生活とか心境についてインタビューして、まぁゆるく楽しめる内容でした。見る前は無益そう(失礼)だし、今回は見なくてもいいかなぁ~と思ったんだけどね。
でも私、スザンヌは同じ九州出身かつ同い年で親近感があって。子ども産んだ直後にひどい旦那に捨てられ(と言われている)、今は熊本でシングルマザーとして子育てや芸能のお仕事がんばってるってことは知ってたの。今彼女がどうしてるのか、応援と興味からとりあえず流し見をしてみたんだけど、これが予想外に面白くて。
スザンヌの好感度、爆上がり
まず、見た目が可愛い。笑顔。(見た目も印象面で大事だよね)
話してる内容も、相変わらずゆる~い感じかと思いきや、予想外にしっかりしてる!ふわふわなのにシャキッ。ホテルの朝食のふんわふんわのスクランブルエッグと、横に添えられたシャキシャキのレタスみたいな(例え下手か)
彼女の楽観的で前向きな考え方、聞いてて気持ちいい。
そして途中で、私あることに気付きました。
スザンヌは、このインタビューの中で何度も「そうなんですよォ~」を連呼してる。
つまり、相手をいつも肯定&共感してるの!
相手の言ってることを否定したい時でも、出だしは「そうなんですよォ」
どんな状況でも相手を一旦受け入れる。聖母ですか?
さらにこの人、しゃべる時に否定の言葉をほとんど使ってない。相手を否定するような発言が少ない。
前回の自民党本部のオッサンと真逆。天と地の差。
スザンヌはかつて血反吐を吐くようなしゃべりの訓練を受けたか、ただの天才か。すごく考えながら喋ってる可能性もあるけど、無意識レベルで高度な技を出せるように過去に血反吐訓練したのよきっと。すごい女ね、山本紗衣(さえちゃん。本名も可愛い)
長時間のインタビューでたくさんの質問をされてるけど、答えになってない答えってのがなかったと思う。全部ちゃんとまっすぐずらさずに答えてた。テレビや日常生活の会話で「いや、それ質問の答えになってないよ」ってこと結構ない?私も自戒の念。このブログなんて、逸れまくりの反れまくりの剃れまくりの反町。
彼女は、ちゃんと話の筋をずらさずに答えてるの。しかも全く嫌な印象を残さずに。この会話力、すごいと思う。ちょっと誰かを否定しそうな内容になると、すごく慎重に言葉を選びながら丁寧にしゃべる。
終盤でスザンヌの今の子育ての方針を全否定するような質問をされる場面があった。私なら思わず言い返したくなるような時でも、彼女は「う~ん、そうかぁ。そうですよねぇ…。その時はそれで仕方無いかな☆フフフ」みたいな感じ(うろ覚え)で、ニコニコゆるふわ笑顔で相手を全肯定して、流して、反論せず、受容。ひろゆきと成田博士もこれには破顔して絶対スザンヌ好きになってるってコレ(←お前は中学生か)
この場面で自分の主張を反論したとしても、別にスザンヌに得はないもんね。しなやかに、柔らかく受け流す。
これは完全にスザンヌの論破され勝ち。
個人的にちょっとポイントかなと思ったのが、彼女一回悩むんだよね。悩んだ上で、受容する。だから「あぁ本当に受け入れてくれたんだ」って印象を受ける。気がする。ソッコー受容されちゃうと「どうせろくに考えもせずにテキトーに言ってるんじゃないの?」って思っちゃうよね。え?そんなめんどくさい深読み、私だけ?
「何を言うか」ではなく、「どう話すか」が大事
これは子育てでも同じ。前にベネッセの冊子で読んだよ。
「どんな言葉をかけたか」よりも「どのようにかけたか」が大切だって。
語りかけ育児ってよく見聞きするけど、どんないい言葉を語りかけるかよりも、子どもに目線の高さを合わせて目を見て話すことの方がよっぽど大事。話す内容は、「おはよう」「おかえり」とか当たり前の挨拶でもいいし、「そっか、○○したんだね」みたいにただのオウム返しでもいいの。
笑顔で、目を見る。それだけで子どもを全肯定してることになるから。
どんな時でも相手を肯定する、スザンヌの巧みな天才的テクニック。心地よい会話術を会得した人の会話を目の当たりにすると、やっぱりめちゃくちゃ心地よかった。私はスザンヌから学び、盗み、実践する!ゆるふわ笑顔!にやり!
不思議なことに、自民党本部のオッサンの話は何一つ覚えてないのに、このスザンヌの話は要所要所ではっきり覚えてる。この記事書くにあたって動画を再視聴はしてないのに数ヶ月前の記憶で書けちゃうもん。別に重要な内容じゃないのに。話し方が素敵な人は、印象に残るんだなぁ。
楽しい会話でやったらあかんこと4選
昨日の話。料理しながら中田敦彦氏のYoutube大学の最新動画を見てたんですよ。
とある本を要約して解説してくれてるんですが、その本が前回の記事で少し触れた「人は聞き方が9割」。
(動画はこちら)
私がこの歯医者シリーズで書いてること、まんまこの本に入っとるやないかい!って驚き。この動画を見た時点ですでに下巻の記事の大筋はできてたんですが、この本の内容も入れなければ!と思い、すぐに記事に混ぜ込んで前回と今回のような仕上がりになっております。
で、この本の説明で、印象的だったのが4つの禁止事項。(中田氏が7→4にまとめたそうです)
この4つは、好かれたい相手との会話の中ではご法度!
①否定
②運転(急かす、止める、話を変える)
③解決(相手は解決策は求めていない)
④専門用語(マウンティングしないように)
これは絶対やったらあかん!
楽しい会話のためには何よりも相手を「安心」させるのが大事なんだけど、この4つをしちゃうと敵認定されてしまうんだって。相手は「コイツ何?俺の敵?もう話したくない」ってなっちゃうわけです。でも、もしミスってやらかしてしまっても一貫の終わりではありません。すぐに訂正してリカバリーすればOK。
そして、もうお気付きでしょうか?
スザンヌとこの本のつながりに。
そう!スザンヌはこの本にある「①否定をしない」を体現してたのよ!!!
神に遣わされしキリスト。
全肯定の体現者スザンヌ。
何でもまず肯定。たとえ自分と意見が違ったとしても、肯定。昨日この本の解説動画見ながら、私の料理する手がプルプル震えたよ。「コ、コレ、まさにスザンヌやないか…!!」って。
私のスザンヌ聖母説という仮説を立証してくれたこの本に I just wanna say thank you.
ちなみに、逆にひろゆきと成田博士は②~④をちゃんと避けてたよね。それが聞く力、場を回す力なんだろうなぁ。すごいなぁ。①の否定については、番組を盛り上げるためにあえて否定的な質問をしたりもしてたかな。そこはスザンヌがうまく返して、イヤな空気にならずにクリア。
さぁ、ダラダラと5記事にわたって書いてきた歯医者のお話。2記事目からは歯医者全然なかったけど。
中巻から下巻にかけて深い海底で深海魚のようにずっとゆらゆらと泳ぎ続けていた、この記事の真の目的。「みんな歯医者に行こう」という8020啓蒙思想。たぶんね。♪タブンネ、ネクロヅマ、マラカッチ、チラチーノ、ノコッチ、チコリータ♪(ポケモンしりとりの歌だよ♪)
その啓蒙思想がいよいよ、海底からゆらゆら~ひらひら~と少しずつ水中を上ってきた。尾びれを優しく揺らしながら、水面に近付き…少し加速して…いよいよ…!
ザッバーン!!!!!
歯医者に時を戻そう
さて、歯医者のカウンセリング室での雑談は、私の気持ちを確実にほぐしてくれた。
例のアレのせいで幼稚園が臨時休園になり、予定外に連れてきた子どもたち。
カウンセリングの後、私がレントゲン写真を撮っている間、部屋の外で息子がグズり始めた。そしたら歯科助手さんが待合室のキッズスペースに連れていってくれた!ホスピタリティの鏡じゃないか。あと、なんか幼児3,4人がウロウロ歩き回ってるなぁと思ったら、スタッフさんの中にも子どもが臨時休園になった人が数名いたらしく、子連れ出勤してたんだって。子連れ出勤のできる歯医者ってすごくない!?患者に優しい歯医者は、スタッフにも優しいんか。だからスタッフが患者に優しいんか。それ、社会全体をよくするホスピタリティやないか。
さぁ、いよいよ診察室で検診。朝の日差しが差し込む個室。窓辺に観葉植物。壁には程よい音量のテレビ。子どもが座るための椅子も用意してくれた。キッズスペースのおもちゃも自由に持ってきていいよと歯科衛生士さん。神ですか?
「倒しますよ~~」と優しく声がかかり、椅子が倒れて仰向けに。口を開け、私の全てを診てもらう。
目を閉じて、心地よく…ウトウトと…
先生が歯を見て助手さんに何か言ってる…
サンからゴがシーオーでアールツーディーツー…
ロクバンケッソン…サンバンレフト…ツースリー…
ピッチャーゴロ…ゲッツー…あぁ眠い…
シーツー…シースリーピーオー…
子守唄のように心地よい… ウトウト…
こんなに夢見心地で安心して検診と施術を受けられたのは、おそらく事前に享受したホスピタリティのおかげ。いきなり診察台ではなく、カウンセリング室での雑談のステップをかろやかに踏んで。心が氷解した状態で安心してお立ち台にのぼることができたの。口をあんぐり開けて全てをさらけ出した間抜けな顔で、目を閉じて気持ちよくなって、もう私、あなたに隠すものなんて何も無い…
目を閉じてウトウトしながら、「なんだか美容室みたいだな~」と思ったの。特に女性の皆さん(男性も?)、美容室って貴重な息抜き空間じゃないですか?安心できる美容師さんがいればだけど。適当に美容師さんと雑談して、雑誌読んで、眠たくなったら目を閉じて…。シャンプーとかヘッドスパとか、もう昇天というか昇華というか桃源郷。今回、ホスピタリティあふれる歯医者でクリーニングしてもらってる時、私少しそんな気分になりました。さすがにヘッドスパほどじゃないけど、フツーに気持ちよくてウトウトした!(睡眠不足なだけ?)歯医者が、めでたく排泄から美容室に格上げとなったのです!!
レストランも、結婚式場も、歯医者さんも、ホスピタリティ度が高ければお客様や患者さんが満足を超えて感動をしてくれる!みんな幸せになる!
最後になりますが、歯医者通いを4年サボった結果を一応記しておきます。
虫歯が3本見つかりました!!!!!
全然痛くないんだけどね~。そのうち1本は「これは痛いはずなんだけど…」と歯科医に言われました。痛みに鈍感なのかな?ラッキー。いずれにしても、これから治療に通う日々が始まります。めんどくさいけど、でもあの歯医者さんなら苦じゃないし、むしろ楽しみ~。
このシリーズ記事のまとめ
「歯医者=排泄」という誤った認識の人(=排泄民)は、ただちに歯医者に行きましょう!
予約する時には居心地の良さそうな歯医者さんを選ぶのが吉。適当に最寄りのホスゼロ(ホスピタリティがゼロ)の歯医者選んだら、どうせまた行かなくなっちゃうと思うよ。近所にホスアフ(ホスピタリティが溢れる)な歯医者があれば理想だね。心も歯も大満足。QOL向上。
最後の最後に、予防歯科の大切さを説こうと思ってたんだけど、大切なことはすべてこのツイートが教えてくれた。もう私が書くことは何もないわ。心の戦友リオメイちゃん、ありがとう。
年重ねても美味しく食べたいよね!!
そうだ、みんな歯医者に行こう!!!!
私が5記事27,000字以上使って語ってきたこと、数行でスッキリ語れちゃった♪♪
てか大学の卒業論文が2万字だったから、それよりこの先週歯医者シリーズが長いんだけど!!!!どゆこと!!!!私、卒論では漫画「20世紀少年」の研究をしたの。60年代70年代ロックとか、オリジナリティと模倣についての研究。後者については内容少しだけ覚えてるから、その記事もいつか書きたいなぁと思っておりまする。(ロックについては全然覚えとらん)
スザンヌの癒やしYouTube動画リンク
スザンヌの癒やされる高度な会話術の動画はこちらから。
私はYouTube見る時はいつも1.25倍速にしてます。少しでも時短にしたいけど、1.5倍まで速めると場の雰囲気がだいぶ崩れてしまうので、個人的には1.25倍がベストです♪
本日の文字数
5,760字
もう1巻増やせそうな文字数!
完