僕が声を出す理由

     

    声、始めました。(冷やし中華のノリで)

     

    私がSNSで音声発信を始めるまでの経緯。
    (一人称統一しない派)

    そんな話。

    先に声聞きたいせっかちさんは、こちらからいってらっしゃいませ~。

    目次

    自分の声が嫌い

    ブログとTwitterを始めて4ヶ月。

    つい最近までは自分が音声で発信するなんて考えてもなかった。

    むしろ「やらないことリスト」に入ってたくらい。

    なぜなら、自分の声に自信がなかったから。

    声に小学校高学年からずっとコンプレックスがあって、

    一時期本気で悩んで「なんで声は整形できないんだろう」って思ってた。

    私の声、アルトなんだけど、ずっとソプラノな高い可愛い声に憧れてたんだよね。

    アニメ声優とかアイドルの弊害よね。

    みんな決まって高い可愛い声だもん。

    ただ、私歌うことは好きで。

    コンプレックスの沼に沈んだ私を救ってくれたのは、歌かも。

    中学の音楽の授業で合唱のテストの時に、

    先生から「立派なアルトだ」って褒められたのが嬉しかったのを覚えてる。
    (あれ?褒められてるよね?)

    可愛らしいソプラノにはなれないけど、

    低音のアルトもカッコイイやんってちょっと開き直れるようにはなった。

    SNSで音声発信?ムリムリ!→アリかも?

    今はさすがに大人になって、

    普段の生活では自分の声が相手にどう聞こえてるかどうか

    なんてほとんど気にしなくなってて、

    子どもの動画に入り込んでる自分の声を聞いてギョッとする程度。

    それくらいで済んでる。

    でも、SNSでの音声発信となると別だよね。

    せっかく忘れてたコンプレックスを、わざわざ自分からほじくり返すこともないかなぁって。

    文章書いてるだけの方が楽だし、安心。

    でも、不思議。

    ほんの1ヶ月くらいで、考えが変わった。

    音声発信……ありかも?

    「やらないことリスト」に入れてたのにどういうこっちゃねん。

    まぁでも人間凝り固まらずに、変わっていいと思うんだよね。

    その方が面白いしね。

    と、開き直り。

    Twitterのスペース

    変わるきっかけになったのは、まずはTwitterのスペース。

    喋ったことはないよ。聴くだけ。

    聴いたのもまだ5,6回だけ。

    ほぼ雑談系で、みんなゆるゆると楽しそうに喋ってる。

    発信者側からすると、あんまり聞かれてるって意識はなくて、LINE通話してる気分なんだって。

    とは言え、私は電話も結構ドキドキしちゃうタイプだし、台本無しでそんなにうまく喋れる気がしない。

    と思って、リスナーに徹してたんだけどね。

    でも、みんなのスペースを聴いて、音声発信って何かいいねって思うようになった。

     

    声を聞くと、その人を身近に感じる。

    声を聞くと、その人のイメージが具体的になる。

    声を聞くと、細かな抑揚から文章に込められた感情が伝わってくる。

     

    イメージ通りの声の人もいれば、この人こんな声だったんだ!ってギャップがある人もいる。

    どっちもすごく面白い。

    どの喋り声も、持ち主の人柄が表れてて素敵。

    みんな喋っててすごいな~ってなんとなく遠い存在に感じる面もあるけど、やっぱり親近感がわく。

    聴く側でもそうなんだから、きっと喋る側になって例えば誰かと対談でもした日には、相手に親近感しかわかないと思う。

    今まで喋らなくても文字だけで仲良くしてた人と、ある日声で喋ったら、仲良し爆発するよね!
    (語彙力)

    スタエフ(ラジオアプリ)

    私、今年から夫の駐在の帯同で5年ほどアメリカに住むから、その関連の情報をよく調べるの。

    2ヶ月くらい前に、アメリカに住んでる駐在妻の人がラジオやってるのをたまたま見つけて。

    stand.FM(スタンドエフエム略してスタエフ)っていうラジオアプリで、誰でも気軽に声で発信できるの。

    その奥さん、5分くらいの短い番組を多分ほぼ毎日更新してて。

    最近あった出来事や感じたことを、一人でサラッと喋って終わり。

    エピソード数がすごいから、累計で1万再生行ってるの。すごいよね。

    素人だとしても、5分喋るのを毎日せっせと続けたら、そんなに聴いてもらえるのか!って衝撃。

    Youtubeみたいに動画編集してるわけじゃなくて、ただ5分間、声だけ。

    声の持つ力、すごい。


    こんな感じで確実に私、音声発信に興味を持ち始めて、声の持つ力も感じ始めて。

    すでに土壌は出来上がって、あとは発射しようかどうしようか迷ってて、

    やっぱやめようかなどうしようかな…ってタイミングをソワソワして待ってたんだけど、

    そんな時にヒロニアちゃんのスタエフを聴いたの。

     

    新しいことへの挑戦、変化、不安

    内容ももちろん素敵だったんだけど、それに加えて、新しいことに挑戦する姿勢に感銘を受けた。

    私も、このままウジウジしててはいけない。

    できることをやらなきゃ。何か還元しなきゃ。

    中身の質はさておき、行為自体で表現できることもあるんじゃないか。

    私が新しいことやる。

    私がコンプレックスをあえて見せる。

    乗り越えようとしてる。進もうとしてる。

    そんな姿を見て、聴いて、たったひとりでも励まされる人や、心が揺れ動く人がいるのなら、

    私が声を出す意味があるんじゃないか。


    文章だけを書いていた方が、確実にラク。
    かなりラク。

    ブログの文章は何度も推敲ができるし、何度もリライトできる。

    Twitter上のリプのやり取りも、考えるヒマがある。

    自分が紡いだ言葉に自信がなければ調べることができる。

    間違える可能性が少ない分、ダメージを負う確率が低い。

    一方で、声を出してしまうと、みんなと距離が縮まるかもしれないけど、

    自分が傷ついたり、ダメージ負うリスクも高くなる。

    声をどう捉えるか、人それぞれだからね。

    実在する私がイメージと違うと知って、みんなが離れてったらどうしよう。

    なんだコイツ、と思われたらどうしよう。

    そんな不安が襲ってくる。

    大げさに聞こえるけど、本当。

    でも。

    変わりたい。進みたい。

    もっと深く関わりたい。

    違う世界を見てみたい。

     

    そういう経緯で、私は声を出すことに決めました。

    とりあえず、歌います

    とは言え、いきなりTwitterのスペースは、私にはハードルが高い。

    やり直しがきかないから怖いよ。

    フツーにポロッと個人情報喋っちゃいそうだもん。

    自分や子どもの本名とか…ハハハ。

     

    だったら、台本作って一人喋りのラジオ配信ならまだできそう…?

    うん、それもアリかも。そのうちやる?かも?

    ・・・・・・

    まぁ、とりあえず、歌おうか。

    それなら地声ごまかせるし。

    歌でメッセージも伝えられる。

    大事なのは、歌がうまいかどうかとか、好みかどうかとかじゃなくて、

    私がもがきながら何かやってるってこと。

    みんなに伝えたいのはそういうこと。

    いや、歌自体を褒めてもらえるのは素直にすごく嬉しいけど。

    すでに聴いてくださった皆様、本当にありがとうございます。


    ってことで、歌配信を始めました。

    子どもと夫が寝静まった深夜に、リビングの片隅でボリューム抑えめで歌いました。

    SNSに載せるにあたって、著作権の仕組みも調べたよ。

    歌ってみた音声や動画をSNSにのせる場合、こういうルールがあるんだって。

    • Twitter・・・著作権の包括契約が無いので、個人でJASRAC等と契約が必要
    • インスタやYoutube・・・著作権の包括契約があるので、ある程度自由に載せてOK

    ってことで、インスタを開設して、簡単な動画にして投稿することに。

    私のインスタアカウントから、歌ってみた動画が見られます♪

    インスタだと最長1分しか投稿できないから、

    今はだいぶ削って載せてるけど、

    今後はYoutubeと並行するか、どうしようかな~。

    歌ってみた収録をやってみて分かったことは、

    ひとりで家で歌うだけでもなんか気分スッキリするし楽しい!

    ひとりカラオケ行ったことないんだけど、行く人の気持ちが分かった!

    さぁ、みなさんも私とカラオケ気分になりましょ♪

    リクエストくれたら、できる限り歌うよ♪
    (需要ないって?うるさいよ!)

     

    えーっと、書きたかったのはこんな話だったっけ?

     

    おしまい

    【追記】この記事へ頂いた感想を一部ご紹介♪

    Twitterで頂いた声です。
    皆さま、読んでいただき本当に感謝です。

     

    思った以上に共感の声が多くてびっくりしました!
    皆さん、本当にありがとうございます!
    みんなそれぞれ多かれ少なかれコンプレックスを抱えていて、うまく付き合いながら生きてるんですね(涙)


    よかったらシェアしてね!
    URLをコピーする
    URLをコピーしました!
    目次
    閉じる