先週、歯医者に行きました(上巻)

    記念すべき、雑記ブログの初回記事。

    タイトルは、「先週、歯医者に行きました」

    何だか徒然感が満載で、ヤバそうな予感がしますか?

    「こいつ、もしかしてWordPressで本当に徒然と日記書く気か?」とお思いですか?

    はい。ちゃんとヤバい徒然日記を書きます。

    では始めます。


    \この記事シリーズ(上中下)で伝えたいこと/

    1. 歯の定期検診にはちゃんと行け
    2. ホスピタリティあふれる歯医者に行けばQOL向上
      (痛くて緊急の時は近所で爺さんがやってるすぐ診てくれるとこに行け)
    3. ウエディングプランナーは大変
    4. 文雄に学ぶ?「聞く力」
    5. スザンヌの会話術でみんな幸せ
    目次

    私が4年間歯医者をサボったワケ

    先週、4年ぶりに歯医者に行ってきました。
    この夏からしばらくアメリカに住むので、渡米前に歯をちゃんとしとこうと思いまして。
    重い腰をあげて行きました。

    歯は大事。年に3,4回は定期検診行くべき論。
    はい。分かっております。
    でも4年、サボりました。

    言い訳をさせてください。

    誤解を恐れずに言うと、私にとって、「歯医者に行く=排泄」という認識だったんです。歯科関係者の皆さま本当に申し訳ありません。

    痛くなってから駆け込む歯医者。
    漏れそうになってから駆け込むトイレ。
    そんな感じです。

    「こまめにトイレ行っておけば、そんな駆け込むことないよ」と言われても、「うーん、出ないもんは出ないし、困ってないしなぁ」という感じで。その場その場のラクさを優先して、まぁようするにズボラ。

    育った環境のせいもあると思います。
    幼少期から、定期的に歯医者に通うという習慣がありませんでした。母がずっとフルタイムで仕事をしており、私が小学生の頃に離婚してからはますます忙しく働くようになりました。子どもを歯医者に連れていく、そんな時間的・精神的余裕がなくなったのでしょう。母自身も虫歯の治療以外は行っていなかったと思います。

    と親のせいにしつつ、とにかく私は歯医者に定期的に通うという概念が無いままこうして大人になったのです。

    子どもを産んでからは毎日ちゃんと歯磨きしてるおかげか、ここ数年は特に痛むこともなく。(それまでしてなかったんかい)

    実際に今回診てもらった歯科医にも「えっ!3年ぶりでコレは綺麗ですね~!普通みなさん1年サボると結構汚れるんですけどね~」と褒められました。(サボった期間は3年と自己申告しました。1年サバ読みました、はい)

    私が最後に歯医者に駆け込んだのはもう12年前。友達と電話してたら、いきなり歯が取れたの。なんか最近歯がスースーするなぁとは思ってたんだけど気付かないふりをしてるうちにみるみる虫歯が進行してたらしく。電話中に笑ったら左上の奥から3番目の歯が根本から取れた!

    もうかぶせものとかじゃどうにもならないレベルで、選択肢はインプラントかブリッジ。見た目的にインプラントが良かったんだけど、高すぎて新入社員の薄給じゃ無理。(確か40~50万って言われた。記憶違いかも)
    結局ブリッジってやつをしたんよ。(こっちは確か3~5万でできた。それでも高いけど)

     □■□

    ブリッジっていうのは、上の図(?)みたいに、虫歯の両サイドの何の罪もない健康な歯を無情にも半分くらい削って、ガバっと橋を掛けるように銀歯を固定する方法。橋だからブリッジ。(説明下手か)

    ブリッジを入れた時はさすがに反省した。というか家に帰ってからガチで泣いた。両サイドの歯、ごめんって。両サイドを削った後、ブリッジ掛ける前に先生が「ハイ、こんな感じで削りましたからね」って鏡で見せてくれたの。何の罪もない両サイドの、一回り小さくなった貧相な姿。彼らは何も悪いことしてないのに。私がお金持ちでインプラントを選ぶことができれば、両サイドはそのまま残せたのに。本当ごめん。

    で、そのブリッジの治療のために、当時の勤め先があった新横浜の歯医者に毎週~隔週で通った。
    さすが都会(たぶん?)のオフィス街なだけあって、小洒落たデンタルクリニックで居心地良くて。
    個室で、インテリアもオシャレでもちろん清潔。
    仕方無くする排泄じゃなくて、ちゃんとマメに通いたいと思わせる歯医者だった。

    しかし。そのブリッジ治療が一通り終わり、転職して新横浜から離れてからは、また元通り歯医者から足が遠のいた。行きたい歯医者なくなっちゃったからさ。
    妊娠中か産後に妊産婦検診みたいなやつで数回近所の爺さんがやってるような歯医者でテキトーに見てもらったけど、個室じゃないし、色んなところがホコリかぶってて不衛生だし、滞在15分の最低限の作業。とてもまた行きたいとは思えず、そんなこんなで4年の歳月が流れたわけです。

    以上、ここまで前置き。

    びっくりした?

    先週、歯医者に行きました

    4年ぶりに行ったのは、うちから車で10分ほどの歯医者さん。オープンしてまだ1年も経ってなくて、ピカピカツルツル。去年子どもの検診をしてもらって感じが良かったので、今回は私の歯を診てもらいました。
    平日幼稚園の間にひとりで気ままに行くはずが、幼稚園が例のアレで臨時休園なもんで、子ども2人連れて行く羽目に。朝9時から行ってきたわけですよ。

    最近の歯医者はすごい

    最近の新しい歯医者ってすごいですね。え、普通なの?私ゃびっくりしたよ。
    ハード面はもちろん、ソフト面。競合と差別化していかに顧客を呼び込んで囲い込むか。何かと競争しているのがひしひしと伝わりました。涙ぐましい企業努力(医療機関努力)。もはやサービス業。パンフレットいっぱい。LINEアカウントあるし。歯ブラシと歯磨き粉もらえたし。

    涙ぐましい医療機関努力

    ホスピタリティとは

    歯医者の待合室。子どもたちはキッズスペースのおもちゃに夢中。コロナ禍ではこういったスペースもおもちゃも軒並み撤去されて、世の保護者たちは涙を流したもんです。少しずつ遊ぶスペースが元に戻ってきて良かった。なぜか2年経っても休校休園まんぼうの繰り返しというよく分からん事態ではあるけれど。

    さて、待合室のソファで問診票を書き終わった私は、ブロックで遊ぶ子どもたちを眺めながらホスピタリティについて考えていました。この歯医者は、なんだかホスピタリティのにおいがするぞ、と。

    ホスピタリティの定義:
    長文だけど重要なのでまるっと引用します。

    ホスピタリティとは接客・接遇の場面だけで発揮されるものではなく、人と人、人とモノ、人と社会、人と自然などの関わりにおいて具現化されるものである。

    狭義の定義では、人が人に対して行なういわゆる「もてなし」の行動や考え方について触れていて、これは接客・接遇の場面でも使われるホスピタリティのことである。主人と客人の間でホスピタリティが行き交うが、それは一方通行のものではなく、主人が客人のために行なう行動に対して、それを受ける客人も感謝の気持ちを持ち、客人が喜びを感じていることが主人に伝わることで、共に喜びを共有するという関係が成立することが必要だ。すなわち、ホスピタリティは両者の間に「相互満足」があってこそ成立する。

    つまり、主客の両方がお互いに満足し、それによって信頼関係を強め、共に価値を高めていく「共創」がホスピタリティにおける重要なキーワードなのである。

    広義の定義では、ホスピタリティが主人と客人の二者間の話にとどまらないことを言っている。社会全体に対して、その構成員である人々が、ホスピタリティの精神を発揮することで、相互に満足感を得たり、助け合ったり、共に何かを創りあげることができ、それによって社会が豊かになっていくという大きな意味でもホスピタリティは重要である。

    日本ホスピタリティ推進協会

    2者もしくは大勢がみんな助け合って満足、共創するのがホスピタリティってこと。でいいのかな。

    もっと分かりやすいようにくだいて考えてみます。このサイトの説明を参考にしました。(外部サイト

    例えば、「サービス」と「ホスピタリティ」の違いをレストランで考えます。

    ただの「サービス」はレストランで注文された料理を提供すること。
    そして「ホスピタリティ」は、そのレストランで料理を待っている間、泣き止んでくれない子どもにさりげなくおもちゃや塗り絵を用意すること。自分が客だったら、店員さんにめちゃくちゃ感謝するよね。

    そして、これをさらに広い意味で考えると、
    このレストランで素敵なホスピタリティ受けたお客さんがハッピーになって、そしたらそのお客さんもまた誰かにホスピタリティを提供して、それを受けた誰かがまた誰かにホスピタリティ!
    その正のループで、みんなが幸せになって、そしたら社会が良くなって、みんな心がま~るく自然にも優しくできて、地球バンザイ!生物バンザイ!

    たぶんそんな感じ!(私の個人的な解釈です)

    Save the earth

    社会が成熟するとお客さんもどんどん求めるものが大きくなって、いまはもうただ料理を出してるだけじゃぁお客さん来てくれないんだよ。離れてくんだよ。もちろん「うまい!はやい!やすい!」も大事だけど(めちゃくちゃ大事だけど)愛想悪い店主がやってる汚いラーメン屋も、ずば抜けて美味しければ人気出ることもあるけど、まぁ例外だよね。

    サービス+αのホスピタリティがない店は、私はあんまり行きたくないなぁ。ファミレス大好きだけど、店員さんの笑顔とか待ち時間のおもちゃとかあると嬉しいよね。こっちも何か返したくなるから、お店を出る時に精一杯の「おいしかったです。ごちそうさまでした」って言葉を伝えるよね。一方通行のサービスだけじゃなくて、互いが幸せになるホスピタリティ。大事ね。

    雑談力 ~雑談ホスピタリティで顧客満足度をあげる~

    さて、歯医者の話に戻ります。

    フツーさ、近所の爺さんがやってるような歯医者に行くと(失礼な物言いすみません)
    「は~い。今日は検診ね~。じゃぁ座って~口開けて~」って事務的な流れじゃない?

    今回私が行ったピカピカツルツルの歯医者は違いました。「まずはこちらのお部屋へお願いします」と優しげなお姉さんに通されたのは、「カウンセリング室」

    歯医者にそんな部屋あんのかい。

    お姉さんの名札を見ると「デンタルカウンセラー」みたいな肩書きが。(うろ覚え)

    「最初に簡単にカウンセリングさせて頂きますね~」

    その明るい密室で(換気はしてます)、歯のことから歯じゃないことまでありとあらゆる私に関することをヒアリングをされます。

    と言いたくなるくらい、結構雑談が多くて。

    「なんで私歯医者でこんなことまで話してるんだろう?てか次の患者の時間大丈夫?」と思ってしまうほど。

    初回は1時間の枠が取ってあるから大丈夫なんだけどね。時間のとり方すごいよね。歯医者でただの検診で1時間だよ。もう完全に私という新規顧客を囲い込みにきてる。

    15分ほどのカウンセリングの終盤には、私は「いやぁ~アメリカの駐妻コミュニティでいざこざあったら面倒らしいんで、うちは会社の人とは離れた地域に家探そうかとしてるんですよォ」などと、歯とは全く無関係の我が家の駐在先での家探しの方針の話までさせられました。

    別に自分からペラペラ話したんじゃなくて、どんどん質問に質問を重ねてくるので素直に答えていったらこうなったのよ。

    これぞ、雑談。

    大事なんだよねぇ雑談。ホスピタリティの入り口だよねぇ。

    ここから、私のウエディングプランナー時代の回想に入るわけですが、長くなったので今日はここまで。

    本日の文字数

    5,438字


    Twitterで寄せられた感想(投稿3日後 2022/2/26追記)

    こんなしょうもない徒然雑記に、奇跡的にたくさんの感想をお寄せ頂きました。私はなんて幸せ者なんでしょうか!本当にありがとうございます。面白いコメントたくさんで笑った~!!一部ご紹介♪

    はい、さわさんは立派な排泄民です♪
    一緒に脱排泄目指しましょう!(脱糞みたいね)

    りゅうさん、中巻へのナイスツッコミ!そして歯の心配してくれる優しい奥さん!言葉は雑だけど!

    残したチキンを食べてくれる地球と娘に優しいお父さん♪
    そんな父でも前歯ブリッジになったらそりゃさすがにキレるわ!

    シンプルでストレートな嬉しい感想~!!!

    皆さま、これからも気長に気楽に、よろしくおねがいします。



    私が2ヶ月半で投げ出した特化ブログで浮いてて扱いに困ってる記事がコチラ。淡々と面白く書いたつもりだよ。

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